コルディア・ドデカンドラ? と言っても馴染みの無い名前。
日本名:シャム柿、世界語でジリコテ。
な~んだジリコテかよって思った方が一番多いのではないでしょうか?
まずは写真を
コルディア
ハカランダの代替え材として、ココボロ、コルディア・ドデカンドラなどがあります。
いずれも非常に固い木でしてココボロと同じく側板制作中に割れる危険性の高い木です。
この製造中に割れてしまう事が有るのが製造コストを跳ね上げる原因にもなっています。
しかしこの木目の素晴らしさ。値段はココボロと同等の高級品です。


物にはその個体固有の音色が有ります。木も叩いてみると皆音色は違い。硬い木ほど甲高い音色が出ます。
叩いてみると、
柔らかい木はゴンゴン
黒檀など固くなるとカンカン
ココボロになるとひときわ甲高い高音でカキ――ン!と響きます。

ギターに使うとその素材特融の響きになってくる訳ですね♪ でも言い方を変えると「癖」と言う言い方も出来てしまいます。

この素材を組み合わせたのがD-35などの背面3ピース。共振点が変わって癖を消した違った響きになってくる訳ですね。

さて、私が何を考えているか感のいい人はお分かりになったかも?