TOYAギター (夢を形に、趣味のオーダーメイドギター)

昔憧れをもった夢の装飾ギター。中国のOEMギター工場と提携する事で手の届く価格で夢を現実にする事に成功しました。 オーダーメイドギターを企画制作&販売、ギター調整師を行っています。他では手に入らない良い物を安く、自分だけのオリジナルを皆さんにお届けします。 お届けするギターは全て私がセッティング、弾き易い!がウリモノです。  YouTubeでもギター紹介動画を投稿しています。チャンネル登録してネ!  【MUXIKA & CHWOCHIギター正規販売店】

Category: ギターの調整

ちょっと貴重なお話しになります。兵庫県のKさん、機種名はTO-3BKOA。こちらのギターは元々は左利き用です。それを右利きで使用できる様にと私の所に送られて、生音にエフェクトがかかるで人気のOS1を取り付けへとのお話しを頂きました。
私がサドル&ナット調整+OS1取り付けへと。貴重なギターを手掛けさせて頂きました。

更に驚いたのはこのギターの音色、育ってる!! 私のシリーズでKOAは最初の音色は固いのですが次第に柔らかいKOAらしい音色に変わっていきます。その変わった音色は・・・残念ながら私自身は生音を聞いた事が無いのです^^;
良い音色してます!
左を右へU



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もう間もなくレフトハンドギターが到着予定。
その前に左サドルを削りだしています♪ 普段と逆の削りにちょっと慎重。あとは現物が到着してからRと弦高合わせ。
白い粉まみれになってます(笑)
DSC_0020





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先日ご紹介したKさんのTMのセット。こちらどんなセットをしたか、少しばかりご紹介させていただきます。

①これが岩永桜、綺麗ですね。まずはフレットの均衡&光沢加工を真っ先に行います。
②弦溝ですがここが狭すぎるとスムースにチューニングが出来ません。抵抗が減る様にちょっとだけ動きを良くしてあげます。
③ナットの取り付け位置が微妙に面白くない。0.2~0.3mm違えばフィーリングが異なります。私が良く無いと思えばオーナーさんも良く無いと思う・・・と、勝手に思ってマス^^;取り付け位置修正。
④位置が変わればナット手元のフィーリングも変わります。いい感じに握れる様にナットもそれに合わせて整形します。
TMブログ
次にサドル、ブリッジとサドル自体はそれぞれ別の下請け工場が製造します。OS1を使用した場合、溝が合わないとハウリングの原因となる場合があります。隙間埋め作業です。
出来上がったらM140ライトを張って。
BUROGU2
設定は基本的に非公開です。こんな私でも技術、これが財産ですから^^;
よくYouTubeで公開してる人が居ますが、いいのかなぁ?大切な技を公開しちゃって・・・って心配になることしばし。
調整のやり方は人それぞれ微妙に異なりますが、着眼点は共通している様です。

まだまだ他にも行っていますが、一部だけ。



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到着しました、元祖岩永桜です。TM-81マダガスカルローズ
オーナーは、あの岩永桜をデザインされたご本人です。今回は(複数Toyaギターを所有)TMシリーズから、トップにはイングルマン、側背面には超希少材のマダガスカルローズを採用したモデルになります。
まずはペグをヤマハ純正を装着・・・の段階でイレギュラが発生してしまい、ネジが届きません。焦った^^; 私の手持ちパーツで何とか装着。数日でオーナーさんに届けられると思います。

ペグの装着には十字レンチがあると便利。右が通常のペグ用スパナ。
DSC_1210
これが岩永桜
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1台送りだすと次が届く。順繰り順繰り到着しています。
今回到着しましたは愛知県のSさんオーダーのTD-81メイプル。
使用弦はエクストラライトで弦高は6弦側3mm目安。

サドルは3mm厚と言っても、天然から削りだしたもの。正確に3mmではありません。
ブリッジ溝も同じで正確に3mmではありません。正確すぎるとハマらなくなります。
さりとて、適度な遊びが無いと抜き挿し出来ず、気候の差でブリッジが割れ易くなってしまいます。
かと言って遊びが大きいとここからビビり共鳴音が出ます。実にややこしい・・・

このサドルは樹脂で厚みを調整してからお届けしている物があります。
見た目は悪いかも知れませんがこの工程が音に影響出ます。
抜いて鑑賞するものでは有りませんので^^;遊びは適度に、0.1mm

※ビビり共鳴の出ない物はそのままにしてあります
DSC_1193-2
オーナーさん指定で6弦側の弦高3mm。1弦が高いと演奏し辛いので2mmまで落とします。
DSC_1195-2
前回の12弦ギターの様に、こんな感じで進めています。


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ここまでくれば大詰めです。
ひたすら同じ様な作業の繰り返しで皆さん飽きちゃったでしょうか^^;
ローフレット側は0.3mmを少々切るくらいにセット。通常のままですと指にかなりの負担がかかってしまいます。2本の弦を同時に押さえますのでこれくらいにセットして初めて弾き易くなります。※6弦ギターの場合だと低すぎです。
3主弦が切れてしまいましたが、ここではもう無視する事は出来ませんので、そろそろ試用弦から本チャン弦に張り替えます。
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オーナーさんの希望でこの位置にピン付けを。
DSC_1157-2
これで完成!と思いきや。試奏をしてみてどうしても納得行かない所がありました。12弦あるあるですが・・・1弦が手の平に当たって1弦の響きを消してしまう。
そこでナットの位置を弦1本分くらいを6弦側にずらします。

〇ナットに当て木を使って軽くコンコンするとポロリと取れます。
〇接着は爪楊枝の先くらい、これでも多いかも。
〇弦を乗せて固まる前に位置合わせを行います。
DSC_1180-2

これで一通りのセットは完成です。ここで1~2日置いて安定状態を確認します。
今回切れた弦の本数4本。まぁこんなもんでしょう。
動画は今週中に撮ってオーナーさんにお届け出来るかと思います。
お待ちください。

核心に触れる所は大幅カットさせて頂きましたが(すんません)私がどんな工程を踏んで皆さんにお届けしているか、おおよそご理解頂けたでしょうか。

もうここからは見ていても同じ事の繰り返しで皆さんウンザリすると思います(笑)
やってる私も気が遠くなりそうです。^^;

弦を張ってゲージで高さを確認、そしてやり直し。この作業が延々続きます。
DSC_1133-2

12Fの高さも確認し、下げるに必要な分をマーキングします。
そしてサドルを削っていきます。
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サドル研磨が終わったら、再び弦を張り今度はもう一度1Fの確認
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作業は、ナット→1F弦高→12F弦高→サドル→1F弦高→12F弦高→ナット→1F弦高→12F→サドル。
これを延々繰り返し、ローフレット側と12フレット側のバランスを整えていきます。
3副弦は真っ先に切れました。でもここでは切れたままにして放置します。3の副弦はここで張ってもまた切れますので一番最後の工程に後回しします。

ふ~、疲れる作業です。
つづく・・・・





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